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○伝統が生きづく日向蛤碁石
 宮崎県日向市のお倉ヶ浜で採れる蛤貝(スワブテ貝)でつくられる碁石は、日向本蛤碁石(日向特産蛤碁石)と呼ばれています。この碁石は、本蛤特有のまさ目の細かな縞目が無数に通っており、色・光沢とも素晴らしいものです。また、手垢がつきにくい特性を持っています。最高級の品質を誇る蛤碁石は現在は『幻の碁石』と呼ばれています。
碁石は品質によって雪印・月印・花印に選別されています。

 永年の経験と高度な技術を要する『手摺り』により1個1個精魂込めて碁石独特の微妙なまるみ、そして美しい輝きと洗練された気品漂う碁石に仕上げられます。日向でつくられる碁石は、伝統的な技法とその価値が認められ、宮崎県から『伝統工芸品』に指定されています。

雪印 月印 実用
蛤貝特有のきめ細かな縞目が通った真白い碁石で厳選された高級品ですが、わずかの数量しかできません。 雪印に比べ縞目のやや大まかなものや、ごく淡い色がかかっている碁石です。 縞目がかなり大まかなものや、薄く色がかかっている碁石です。


蛤碁石ができるまで
原料採集
くりぬき作業
厚み選別
荒磨作業
仕上げ作業
漂白
樽みがき(艶出し)
製品選別
出荷

【荒取り】

  貝殻を一定の太さに切る方法で、二回に及んで次の工程に移るまでの型に仕上げます。始めに貝殻の一定の所を約1寸角に切りますがその切断機はこの貝殻切りだけに用いられる特殊切断機です。
次は角になったものを大体丸くする方法で4角を8角に、8角を16角に切って大体の丸型が出来ます。これが碁石製造の第一工程です。
貝殻から一体碁石が何個取れるのか。一般に考えられることは大きな貝殻では随分沢山とれる筈だと思われますが決してそうではありません。どんなに太い貝殻でも貝一枚(貝は二枚重なって一個を成していますがここで一枚と言うのはその一個のうちの片方一枚の事です)から僅かに二個です。しかもその二個の内、一個は「うすもの」で上等の原料は唯一個なのです。
何故沢山取れないのか?というと、貝の殻はその全体が同じ堅さ堅さでなく僅かに外廻りの部分で生きた貝が肉足を出す方向の部分で碁石の原料に取れる幅1寸位のところだけが特に堅いので、その所だけを応用するのです。だから少し小形の貝になると殻一個取れるだけなのです。

【耳摺り】
 荒取りした大体の丸型になった原料を耳摺り機械にかけて丸くするのが耳摺りで、碁石製造の第二工程です。この耳摺りによって原料は初めて一定の丸型に出来上がるので、出来上がった碁石に大小がなく粒が揃っていきます。

【面摺り】
 別名を中摺りとも言いますが、この面摺りは耳摺りしたものを両面数回にわたって少しずつ分業的に石が片輪にならないように、絶えず機械の調子を合わせて最も入念に作り上げられる方法です。この機械仕上げは僅かに荒作りほどで、その後は手摺りによって一個一個粘の不揃いがないように片輪(変形)のない石に作り上げられていきます。

【手摺り】
 この手摺りは碁石製造中最高の技術を要する最も大事な仕事です。高級品になるほどその回数は多くなり一組の碁石を作るのに数ヶ月を要します。

【磨き上げ】
 幾多の段階仕上げ工程を終わった碁石は磨きにかけられます。水に浸した石を必ず日光によってよく乾燥することが最後の艶出しに大きな影響を与えます。

【艶出し】
 これまでの工程を終わった石はこの艶出しを最後として碁石となります。



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